NTTドコモは、Androidスマートフォン向けの「d払い」アプリにおいて、全国の「iD」加盟店で利用できる「d払いタッチ」を2024年1月29日(月)より開始するとは発表しました。
現時点では、Androidスマートフォン端末のみ。iPhoneでは利用できません。
d払いタッチとは?コード決済との違いに注意!
従来の「d払い(iD)」は、ドコモ回線契約者のみが利用可能な決済手段でしたが、新たに提供される「d払いタッチ」は、ドコモ以外のau・ソフトバンク・楽天モバイル・格安SIMユーザーもiDを簡単に利用できるようになります。
設定方法は、d払いアプリから「Google Pay」に追加するだけ。iDマークのあるお店で、スマートフォンをレジ端末にかざすだけで、お支払いが完了します。引き落としは、電話料金合算払いに加えて、d払い残高、dカードからの支払いにも対応しています。
ポイント還元率は、0.5%(電話料金合算払い・d払い残高)または1.0%(dカード)です。d払いのコード決済と同じようにdポイントを獲得できるだけでなく、お支払い時にdポイントを利用することができます。さらに、ポイントカードを提示すれば、dポイントの2重取りも可能です。
また、d払いタッチの設定を行うと、Visaブランドの「バーチャルカード」が自動発行され、Visaマークのあるインターネット上の加盟店でのお買い物やサービスの決済にも利用することができます。こちらも電話料金合算払い、d払い残高、dカードからお支払いを選択することが可能です。d払いバーチャルカードでのお買い物でも、dポイントを貯めたり、使ったりすることができます。
なお、従来のd払い(iD)は、2023年10月で受付を停止しており、2024年4月以降に有効期限の更新も終了するため、順次利用できなくなるので切り替えが必要となります。
少しわかりにくいのですが、d払いの「コード決済」と「d払いタッチ」は別物です。
- d払いのコード決済:d払い加盟店
- d払いのd払いタッチ:iD加盟店
お買い物をする時に、d払いのコード決済で決済したい場合は、「支払いはd払いで」となり、d払いタッチで決済したい場合は、「支払いはiDで」となります。「d払いタッチで支払う」と言っても、店舗側では「d払い?iD?どっち」と混乱のもとになるので、レジの店員さんに告げる時は注意してください。
d払いタッチを利用することで、電子マネー「iD」で決済することが可能になります。個人的に言えば、iDを利用したいなら、素直にdカード・dカード GOLDなどのiDと紐づけできるクレジットカードを新規発行することをおすすめします。dカードに紐づけたiD払いなら、100円(税込)につき1ポイントが付与されます。d払いタッチの200円(税込)につき2ポイント還元よりも、100円単位で貯まる方がお得です。
d払いタッチご利用で+20%還元キャンペーン
NTTドコモは、d払いタッチのサービス開始と連動して、「d払いタッチご利用で+20%還元キャンペーン」を開催します。ペーン」を期間限定で開催します。
キャンペーン期間は、2024年3月31日まで。
キャンペーン期間中に、Google Payにd払いアプリからdタッチを追加して、iDで決済すると、通常のポイント還元に加えて、期間中の決済合計金額の20%分(上限1,500ポイント)を追加で還元してくれます。付与されるポイントの種別は、期間・用途限定のdポイントで、有効期限は反映日から2か月間です。
還元上限が1,500ポイントなので、合計7,500円までのお買い物で還元されます。
キャンペーン参加には、エントリーが必須。先着10万名限定企画なので、狙っている人は早めに上限額までお買い物をしましょう。詳細は、キャンペーン特設ページで確認してください。
参考リンク:https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/campaign/touch_g-pay/index.html