動画配信サービス「Netflix」において、2022年4月に発表された広告付きの低価格有料プランが、11月4日(金)に開始されます。
新しい料金プラン「広告つきベーシックプラン」は、従来の「ベーシック」よりも200円安い月額790円(税込)で利用可能。1つの広告の長さは15秒または30秒程度で、1時間あたり平均して4分程度の広告が作品の再生前と再生中に流れる予定となっている。もちろん、広告のスキップや早送りはできない。
広告なしのベーシックとの違いは、動画のダウンロード機能がない(ダウンロード保存・再生ができない)ことと、制作会社とのライセンスの関係で、一部の映画やドラマで視聴ができない点にある。視聴できない作品は、ロックアイコンとともに表示されます。
広告付きベーシックプランの導入にともない、安いプランでも従来の480p画質からHD画質(720p画質)に向上しました。スマホの小さな画面なら十分だし、自宅のテレビの大画面でも十分きれいに楽しめます。料金が安くなるよりも画質向上が一番の変更点ではないでしょうか。
広告つきベーシックは、月額200円安くなるので、再生中の広告が気にならない、ダウンロード再生しないという安さ重視の人にはおすすめプランです。
従来のベーシックプランと新しい広告付きベーシックプランのどちらが良いか?は、個人的な意見では、ベーシックのままで良いかと。1時間あたり平均4分程度ということは、2時間の映画では平均8分程度の広告を視聴しなければなりません。テレビ放送のCMよりは頻度が少ないですが、やっぱ広告がウザいと感じると思います。
視聴できるコンテンツの制限もあり、200円程度の安さなら、ストレスなしに視聴できるベーシックで良いかと思います。なお、広告つきベーシックプランは、携帯電話やインターネット回線のパッケージプランで契約している場合、会社によっては利用できないので、契約先のサイトで確認してください。
自宅のテレビの大画面でNetflixを楽しみたいなら、「Fire TV Stick」がおすすめ。