ドコモのポイント投資サービス「dポイント投資」で、1年間運用してみました。
サービス開始日に投資し、ちょうど1年間が経過したので、どのくらいポイントが増減したのか結果を公表します。
果たして、運用実績は良い?悪い?
「dポイント投資」で1年間運用した結果を発表。長期投資では儲かる?儲からない?
ドコモのポイント投資サービス「dポイント投資」とは、保有しているdポイントを使って投資体験ができるサービスです。お手持ちのdポイントを「運用ポイント」に交換すると、運用ポイントが投資信託の基準価額に連動し毎日変動します。100ポイント単位で追加でき、運用ポイントはいつでもdポイントに交換(引出)することができます。
証券口座のように口座開設や本人確認書類の提出などの面倒な手続きは不要で、dアカウントがあれば簡単に投資を疑似体験することが可能です。
2018年5月16日(水)にサービス開始して、ちょうど1年経過したので、運用実績を紹介します。
サービス開始日に、手持ちのdポイント4,200ポイントを投資しました。選択したコースは、アクティブコース(債券よりも株式に大きく比重を置き、高いリターンを目指すコース)です。
頻繁に出し入れするのがめんどくさいので、1年間ほったらかしにしてみました。どのくらい増減したのか投資リターンを確認すると、1年間の運用実績は以下の通りでした。
- 投資日:4,200ポイント
- 運用コース:アクティブコース
- 1年後:4,131ポイント
- 損益率:-1.64パーセント
2019年5月16日(木)更新時の運用ポイント残高は、4,131ポイントとなり、-69ポイント。損益率-1.64%と運用結果は、マイナスでした。
たまにdポイント投資にログインして、運用成績を確認すると、月によっては数百ポイントのプラスの月もあれば、数百ポイントのマイナスの月もあり、月ごとに上がったり下がったりしていました。2018年12月~2019年1月頃が下落幅が大きかったのですが、その後持ち直して、この投資結果に。
今までの運用実績を見る限りでは、大勝もしなければ、大負けもしません。2倍、3倍に大幅アップすることもないので、dポイント投資でガンガン稼ごうという人には向いてません。
アクティブコースとバランスコースの運用成績推移の損益グラフを確認すると、-10%~+10%の範囲になるように設計されているようです。サービス開始日前の2018年5月16日以前のグラフは、運営しているお金のデザイン社が運用する投資信託のデータを利用したシミュレーションデータです。
-10%~+10%の値幅を意識して、損益グラフがマイナスの月の時にdポイントをまとめて追加して値上がりを待ち、+10%付近の月の時に引き出す戦略がおすすめ。
短期派の人は、「運用ポイントは1日1回17時頃に更新(土日祝は増減しない)」されるので、当日の市況をチェックしてから、後出しじゃんけん的に毎日ポイントを出し入れして勝つ確率を上げる方法もあります。毎日出し入れしなければいけないので、まめな人じゃないとめんどくさいと思いますが。
実際の証券投資と同様に元手が多いほど有利になるので、まずはdポイントをたくさん貯めましょう。dポイントを貯めるなら、ドコモのクレジットカード「dカード」がおすすめ。買い物100円(税抜)ごとに1ポイント獲得。ゴールドカードなら、携帯電話・ドコモ光の利用料金10%が還元されます。
1年間ほったらかしの長期投資の結果は、マイナスだったので、次回から投資方法を変更して、短期で頻繁にポイントを出し入れすることにします。