スマートフォンの連絡手段がメールからLINEに変わり、ドコモの携帯キャリアメールを利用する機会がめっきりと少なくなりました。ちょっと昔のガラゲー時代は、連絡先交換＝メアド交換が当たり前だったけど、今は、LINEのID交換ですよね。
スマホにはドコモのキャリアメールを利用できるアプリ「ドコモメール」をインストールしてますが、ほとんど利用してません。家族・友人・知人とLINEでやり取りしているので、「ドコモメール」を使うのは、LINE使ってない人やメルマガ関係ぐらいです。
ある時、ドコモメールを立ち上げると、「メモリ不足のため、操作ができません」との表示がされ、メールの送受信ファイルや新規作成などができない不具合が発生しました。
その原因と解決方法をまとめてます。
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Androidアプリ「ドコモメール」のスマホの空き容量が少ないと操作を継続できなくなる不具合と解決法まとめ
「ドコモメール」は、ドコモのキャリアメール「~@docomo.ne.jp」をスマートフォン（スマホ）で利用するのに必要なAndroidアプリです。
ある時、ドコモメールのアプリを起動させたら、「メモリ不足のため、操作を継続できません。空き容量を確認してください。」とのメッセージが表示されました。
ドコモメールを操作しようにも送信BOX・受信BOXを開くことができず、送受信したメールの閲覧ができなくなりました。また、メールの新規作成もできません。
また、「未受信のメールがあります」とスマホの通知領域に表示されるだけで、メールの自動受信もできなくなり、メールの件名も相手も表示されないので、どんなメールかまったくわかりません。
同じような症状が発生し、ネット検索でこのブログを訪れた人も多いかと思います。解決方法は簡単です。
スマホの空き容量が少ないため不具合が発生しているだけです。
ドコモメールはスマホの内部ストレージ（空き容量）が少ないと、送受信BOXの閲覧・新規作成などの操作ができない仕様なので、スマホに保存してある動画や写真などのコンテンツを削除し、スマホのメモリを増やせばいいだけです。
内部ストレージに空き容量がない場合に、ドコモメールで発生する主な不具合
- 送受信BOXが開けない
- メールの新規作成ができない
- メールの自動受信ができない
この症状が出ている間は、メールの自動受信もできなくなるので、早めの解決をおすすめします。また、内部ストレージを圧迫すると、Google Playで、インストールしたアプリの更新もできなくなるので注意してください。
スマホの空き容量を増やせば、ドコモメールアプリの操作の継続が可能に
スマホの容量ギリギリまで、写真・画像・音楽・アプリ・動画・電子書籍などを保存していると、スマホの内部ストレージを圧迫し、メモリ不足でドコモメールが使用できなくなります。
なので、スマホの内部ストレージ（空き容量）を増やす為に、ダウンロードした不要なアプリ・画像・動画・楽曲・電子書籍、撮影した写真などを削除します。
特に、容量が大きいのが、高画質設定で撮影した写真や電子コミック、ダウンロードした楽曲・動画です。
また、アプリの「キャッシュ」の蓄積具合も確認して、場合によっては削除してください。
「キャッシュ」とは、一時的に貯めておくデータのことです。キャッシュされたデータのおかげで、よく使うデータを読み込むときは最初の時より早く呼び出すことができます。
キャッシュは、蓄積され、溜まりすぎるとスマホの動作が遅くなる場合もあります。ソーシャルゲームやインターネットブラウザのアプリをよく利用している人は、意外と容量を圧迫しています。
特に、ゲームアプリの場合、ボイスや映像・画像をよくダウンロードしているので、キャッシュが溜まりやすいです。確認すると、ゲームアプリ1つで1GB近くも溜まってました。
ゲームアプリのキャッシュ削除は、プレイデータ自体を削除するのではないので安心してください。ただし、削除した場合、キャラクターの画像、クエスト情報などプレイする上で必要なデータを再ダウンロードするため、通信量のデータ消費が増える点に注意してください。
ゲームアプリ内のキャッシュクリアなどから削除することができます。
僕の場合は動画見放題サイトに加入しており、その動画をスマホにダウンロードしまくっていたために、空き容量がほとんどない状態だったので、動画を削除しました。
僕のスマホ「Xperia A2」だと、空き容量を0.5GB（500MB）以上にすると、メッセージが表示されなくなり、ドコモメールを操作できるようになりました。機種変更した「Xperia XZ」でも同じだったので、最低0.5GB以上の空き容量が必要だと思われます。
スマホの内部ストレージの使用状況の確認方法
写真・音楽・動画・電子書籍・電子コミック・アプリなどを削除する際には、不要な物はガンガン削除するだけでいいのですが、中には絶対に残しておきたい物も多いと思います。
その場合は、①SDカードに転送・保存する。または、②クラウドサービスに移す方法があります。
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スマホの空き容量を増やす方法：microSDカードでスマホの容量を拡張
スマホの内部ストレージだけで足りない場合は、microSDカードを購入して、容量を増やします。iPhoneの場合、microSDカードに対応してませんが、Andoroidスマホなら、microSDカードで、自由にスマホの容量を拡張できます。
これはiPhoneにはないメリットです。
microSDカードは、ブランドや保存可能容量、書き込み速度によって性能と価格が異なります。
家電量販店なんかでよく安売りしてますが、同じmicroSDカードでも大幅に性能が変わってきます。8GB、16GBなど容量に目がいきがちですが、書き込み速度にも注目してください。microSDカードを見ると、④、Class10などと数字が書かれているはずです。その数字が読み書き速度を表している「Class」という単位です。
Classの数字が大きいほど性能が高くなります。高画質の写真撮影や動画撮影などデータ容量を書き込むことが多い場合、高いデータ転送速度が求められます。性能の低いmicroSDカードだと、その際の読み書きに時間がかかります。
[amazonjs asin="B008UR8TS0" locale="JP" title="【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB Class10 (無期限保証) Newニンテンドー3DS 動作確認済 TS32GUSDHC10E (FFP)"]
その辺を気にしなかったら、安いやつでも十分ですが。Amazonなら2,000円以下で32GB・Class10のカードが購入できますよ。
スマホの空き容量を増やす方法：クラウドストレージサービスに写真・動画などのファイルを移す
microSDカード以外に写真・動画・ファイルを保存する方法として、クラウドストレージサービスを利用する方法があります。Evernote、Dropbox、Googleドライブなどのクラウドストレージサービスは一般的になったので、利用している人も多いはず。
インターネットのクラウド上にドキュメント・写真などのファイルを簡単にバックアップでき、パソコン・スマホ・タブレットなどの複数端末からアクセスできるのですごく便利です。
保存しておきたい写真が多いなら、写真の保存に特化した「「Amazonプライム・フォト」や「Googleフォト」などのクラウドストレージサービスがおすすめです。
写真を劣化させない無圧縮で保存できたり、容量無制限でアップロードできたり、顔認識で写真を分類・管理できだりするなど様々な機能があります。
「Amazonプライム・フォト」の特徴は、Amazonプライム会員なら、容量無制限・無圧縮で保存可能で、一般的なjpgやpngと言った画像ファイルだけでなく、デジカメ・一眼レフで撮影した高画質なRAWファイルも無圧縮・無制限で保存することが可能です。
高画質なRAWファイルに対応している類似のサービスは少ないので、写真を一切劣化させずに保存したい画質にこだわる人に支持されてます。
使い勝手の良さで言うなら、「Googleフォト」がおすすめです。写真の被写体や場所を自動認識で分類してくれるので、写真の整理整頓が楽ちんです。また、写真を保存するだけでなく、写真の共有、閲覧用のアルバムとしても非常に優秀です。
スマホで写真を撮ることが多いなら、SDカードに保存するよりも、クラウドストレージサービスを利用したほうが、容量無制限に保存でき、パソコンやスマホのアプリから写真の分類・整理もしやすいのでおすすめです。
まとめ
「ドコモメール」はスマホ内部ストレージ（空き容量）が少ないと、送受信BOXの閲覧や新規作成、メールの自動受信ができなくなります。空き容量が少なくなっている原因の多くは、ダウンロードした動画や写真、音楽、電子書籍・コミックなどをスマホにたくさん保存しているためです。
解決策は不要なファイル・コンテンツを削除したり、別の場所に移したりして、スマホの空き容量を増やすことです。microSDカードでスマホ本体の保存容量可能を拡張したり、クラウドサービスに写真やファイルを転送する方法がおすすめです。
「Amazonプライム・フォト」や「Googleフォト」なら、撮影した写真を保存し放題です。パソコンやスマホ・タブレットのアプリから利用できるので、写真の分類・管理にも使い勝手が良いです。
メモリ不足でドコモメールを操作できない状態を放置しておくと、メールの自動受信もできなくなるので、大事なメールを見落とすかもしれません。そうならないためにも、ドコモメールアプリが操作できるだけの容量を確保しておきましょう。