総合オンラインストア「Amazon.co.jp」で、ポイントを多重取りする裏技として、ポイントサイト(お小遣いサイト)やクレジットカード会社のポイントモールを経由する方法を説明しているブログ・サイトがたくさんあります。ですが、肝心な注意点を書いていない記事が多いです。
それは、「Amazonショッピングアプリ」経由の商品購入は、ポイント付与の対象外としているサイトがある点です。この注意点を意識していないと、ポイントの取りこぼしが発生し、実にもったいないです。
この記事では、Amazonの大規模セール「タイムセール祭り」「プライムデー」「サイバーマンデー」でも使えるポイント3重取りする方法を解説しています。
Amazonセール時は、ショッピングアプリ購入でポイント還元率UP!
ポイントを多重取りする方法
Amazonでお買い物をする際に、ポイント3重取りする一般的なポイ活の方法は、以下の通りです。
この手順を踏むことで、①ポイントサイトやポイントモールの独自ポイント、②Amazonポイント、③クレジットカードのポイントやd払いのdポイント、PayPayのPayPayポイントをそれぞれ獲得できます。
Amazonと提携しているポイントサイトやポイントモールについては、参考記事で確認してください。
Amazonで普段お買い物する時は、パソコンやAndroidスマートフォン・タブレットまたはiPhone・iPadのブラウザー版とAmazonショッピングアプリ版のどちらから注文してもポイント獲得において違いはありません。
しかし、「タイムセール祭り(月1回の頻度で開催)」「プライムデー(例年7月開催)」「サイバーマンデー(例年12月開催)」などの大型セール開催時には注意が必要です。
大型セール期間中は、ポイントアップキャンペーンが実施されます。セールによって、細かい数字は異なりますが、プライム会員(+1.0~2.0%)、Amazonショッピングアプリで購入(+0.5~1.0%)、Amazon Mastercard決済(+1.0~2.0%)の条件を達成すると、通常のAmazonポイントとは別に、追加でボーナスポイントが貰えます。
また、最近の傾向として、対象カテゴリーの商品(+4.5~6.5%)購入すると、さらに還元率がアップし、大体10%前後の還元率となります。合計1万円(税込)以上の購入でポイント還元対象となり、最大5,000or1万ポイントが還元されます。
なので、セール時にAmazonショッピングから購入しないのは、0.5~1.0%分のポイントを捨てるようなものです。還元率1.0%なら、1万円の商品購入で100ポイントが付与されるので、実にもったいないと言えます。
タイムセール祭りなどの大型セール時には、ポイントアップキャンペーンが同時開催。
- プライム会員に登録。
- Amazonショッピングアプリで購入。
- Amazon Mastercardで支払い。
しかし、ここで気をつけたいのが、ポイントサイト(お小遣いサイト)やクレジットカード会社のポイントモールの多くは、一部のサービスを除き、提携ストアのアプリ上での購入をポイント付与対象外としている点です。
スマートフォンやタブレット端末に提携ストアのアプリをインストールしていると、ポイントサイトやポイントモールで提携ストアを選択した際に、ショッピングアプリが自動的に起動する場合があります。そのまま注文すると、ポイントサイト側がちゃんと利用したのか追跡できないため、承認却下され、ポイント反映されません。
せっかく商品を購入したのに、無効判定されるのは、もったいないですよね。ショップアプリを併用できるかどうかは、各サイトの注意事項の欄に記載されているので、登録しているサイトでよく確認してみてください。
アプリ経由はポイント対象外に注意
一般的に、ポイントサイトやクレジットカード会社のポイントモールは、「Cookie(クッキー)」という技術を使って計測(トラッキング)しています。Cookieとは、Webサイトを利用した時に、パソコン・スマートフォンなどのブラウザーとサーバーとの間で送受信されるWebサイト上の行動履歴などを利用者のパソコン・スマートフォンなどのブラウザーファイルを保存しておく仕組みです。このCookie情報で、ポイント付与の関連付けを行っています。
例えば、利用者がポイントサイトを経由して、楽天市場を利用すると、楽天市場を利用したという足跡が残ります。この足跡が残ることで、正しくポイントがもらえます。ポイントを獲得するためには、必ず必要な設定なので、Cookieは有効にしておきましょう。
Webサイトとアプリでは、計測(トラッキング)の仕組みが異なるため、ブラウザーからショップアプリへ移動すると、ちゃんと買い物したか、サービスを申し込んだかどうか分からなくなります。そのため、何らかの方法で、ブラウザーからアプリへ移動しても同一人物かどうか正しく判定できるツールを導入する必要があります。
一部のブログ・サイトでは、ポイントサイトとショップアプリを併用できると書いていますが、ポイントサイト側は対象外と明記しており、ポイント付与されなくても文句は言えないので、注意してください。自分が利用しているポイントサイトの注意事項は確認しておきましょう。
Amazonショッピングアプリと併用可能なのは!?
ポイントサイト
Amazonと提携している各ポイントサイトの対応状況を確認した結果は以下のとおりです。
ポイントサイト | アプリ経由の注文 |
ANAマイレージモール | 否認 |
ECナビ | 否認 |
JALマイレージモール | 承認 |
ポイントサイトでは、会員数800万人以上の「ECナビ」や、航空会社の「ANAマイレージモール」と「JALマイレージモール」のみがAmazonに対応しています。ですが、一部のカテゴリーの商品のみで、Amazonデバイス製品やAmazon Fashionカテゴリーの商品限定です。
ECナビはポイントを獲得できますが、アプリ経由の注文はポイント付与対象外です。ECナビ内のAmazonの個別ページの注意事項の欄に、ショップのアプリを利用したお買い物は、原則としてポイント加算対象外と記載があります。
情報が更新されていないブログ記事やサイトでは、「moppy(モッピー)」で還元率0.5%還元と書かれていますが、現在この方法は利用できません。モッピーのプリペイドカード「POINT WALLET VISA PREPAID」は、2022年5月末でサービス終了。すでに新規申し込みは終了しています。モッピーのサイトでもAmazonの掲載自体がなくなっています。
JALマイレージでは、Amazonのショップページに、ブラウザとアプリストアの利用どちらでもマイル積算の対象とはっきりと明記されています。ちゃんと書いてあるので安心して利用できますね。
JALマイレージモールにログイン後、Amazonの個別ページのボタンを押すと、スマートフォンにAmazonショッピングアプリがインストールしてあると、自動的にアプリが起動します。後は、アプリで対象の商品を購入するだけでマイルが積算されます。
一方で、ANAマイレージは、注意事項の欄にアプリストアに関しての記載がありません。ですが、ヘルプのページに、提携ショップが提供しているアプリ上での利用は、マイル積算の対象外と書かれています。
なので、タイムセール祭りなどの大型セール時には、アプリ経由でもマイルを獲得できるJALマイレージモールがおすすめです。
クレジットカード会社のポイントモール
次に、クレジットカード会社のポイントモールの対応状況についてまとめています。
ポイントモールは、その会社が発行しているクレジットカードを持っている会員限定のサービスです。クレジットカードがないと利用できないので、利用したい人はクレジットカードを申し込んでください。
ポイントモール | アプリ経由の注文 |
イオンカードポイントモール(イオンカード) | 提携なし |
出光カードモール(出光カード) | 提携なし |
EPOSポイントUPサイト(エポスカード) | 提携なし |
OkiDokiランド(JCBカード系) | 承認 |
オリコモール(オリコカード系) | 承認 |
JACCSモール(ジャックスカード) | 提携なし |
セゾンポイントモール(セゾンカード系) | 対象外 |
セディナポイントUPモール(セディナカード系) | 承認 |
ダイナースクラブポイントモール(ダイナースカード) | 提携なし |
dカードポイントモール(dカード) | 承認 |
VIEW ショッピング ステーション(ビューカード) | 承認 |
ポイントアップマーケットWEB(トヨタファイナンス系) | 提携なし |
ポイントUPモール(三井住友カード系) | 承認 |
POINT名人.com(三菱UFJニコス系) | 提携なし |
クレジットカード会社のポイントモールでは、JCBの「OkiDokiランド」、オリコカードの「オリコモール」、dカードの「dカードポイントモール」、ビューカードの「VIEW ショッピング ステーション」、三井住友カードとセディナカードの「ポイントUPモール」以外は、掲載なしまたはアプリ経由でお買い物をした場合はポイント付与対象外となります。
セゾンポイントモールなどは、ご利用の注意として、アプリ経由の購入は対象外としっかりと記載されています。
例えば、JCBのOki Dokiランドの場合、Amazonの個別ページのこのショップに関するご注意に、Amazonショッピングアプリが起動し、アプリ経由で商品を購入してもポイント付与対象とはっきりと書いてあります。
注意したいが、アプリが起動して、アプリ経由後にブラウザへ遷移して購入した場合は、ポイント付与対象外となります。必ず、アプリ起動後はアプリで購入してください。
他の三井住友カード、ビューカード、オリコカードが運営しているポイントモール内のAmazonのショップページにも、アプリ購入でもポイント獲得できると記載があるので、安心して購入できます。
まとめると、Amazonショッピングアプリ上での購入に対応しているのは、「JALマイレージモール」「OkiDokiランド」「オリコモール」「dカードポイントモール」「VIEW ショッピング ステーション」「ポイントUPモール」などの一部のポイントモールのみ。それ以外のサービスは、アプリと併用できません。
Amazonのタイムセール祭りやプライムデーなどの大型セール時に実施されるポイントアップキャンペーンを活用したいなら、ショッピングアプリと併用できるポイントサイト・ポイントモール経由がおすすめ。
普段はアプリ経由とブラウザ経由どちらでも構いません。タイムセール祭りなどのセール時に、Amazonショッピングアプリ購入に限り、+0.5~1.0%のボーナスポイントを獲得でき、取りこぼしなくポイントを多重取りできます。
セールで安くなったAmazonデバイス製品、衣類・アクセサリーを購入する際に、ぜひ試してみてください。
クレジットカード会社のポイントモールは、クレジットカード保有が条件です。
Amazonを利用する機会が多いなら、公式クレジットカード「Amazon Mastercard」が最もおすすめ。還元率2.0%に加えて、タイムセール祭りなどの大型セール時のポイントアップキャンペーンでさらに還元率アップ。三井住友カードが発行しているので、ポイントUPモールも利用可能です。
クレジットカードで決済したくない現金派の人は、JALマイレージモールがおすすめ。また、アプリ経由の注文はポイント獲得対象外ですが、会員ランク制度のある「ECナビ」を使えば、Amazonのお買い物でも、獲得したポイント×最大15%のボーナス還元を受けることができます。また、会員ランクアップの利用履歴にもカウントされるので、通常時は、ECナビ経由がおすすめです。
AmazonデバイスやAmazon Fashionカテゴリーの商品を購入する際は、ぜひ試してみてください。
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