「2017年 プロ野球ドラフト会議」が、11月26日(木)17時よりグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで開催されました。
広島東洋カープは、10月14日に広陵・中村奨成の1位指名を公言しました。
甲子園で大会最多となる6本塁打を記録した地元広島出身の選手ということもあり、カープファンの期待も大きい今年のドラフト会議。事前のドラフト予想では、中日、楽天の3球団競合が予想される中、運命の赤い糸は果たして?!
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新人選手選択会議で指名した6選手(高校生4人、大学生2人)まとめ
ドラフト会議の様子は、TBSの特設サイトで、1巡目から育成枠までの映像がライブ配信されており、アーカイブ映像も配信するので、生中継を見れなかった人もパソコンやスマホで確認することができます。
参考サイト:プロ野球ドラフト会議2017|TBSテレビ
1位指名:中村奨成(捕手・広陵高)
氏名:中村奨成
所属:広島県・広陵高
守備:捕手
投打:右投右打
広島・中日の2球団の競合の末、緒方監督が抽選のクジを引き、見事交渉権を獲得しました。
甲子園で大会新記録となる6本塁打、17打点をマークし、一躍全国区に。捕手としても遠投120メートルの強肩を活かした速く正確なスローイング、フットワークの良さも魅力。また、50メートル走6秒0の俊足とカープのスタイルにぴったり。
右の長距離砲として、鈴木誠也に次ぐクリーンアップを担える素材と高く評価。
入団1年目にウエスタン・リーグ2位の打率.298を残した伸び盛りの左打者の坂倉もおり、同世代の2人の捕手をどう育成するのか今後の成長次第と言える。いやー、贅沢な悩みですね。
鈴木・坂倉・中村が並ぶ中軸は、カープファンとしては夢が膨らみます。
2位指名:山口翔(投手・熊本工業高)
氏名:山口翔
所属:熊本県・熊本工業高
守備:投手
投打:右投右打
スリークォーター右腕で最速152キロのキレのある直球が持ち味。ストレート以外にもカット、スライダー、カーブ、フォークと球種も豊富。
経歴に落合東小4年時から軟式野球を始めたとあり、2位の山口投手も広島に縁がある選手と言えます。
3位指名:ケムナブラッド誠(投手・日本文理大)
氏名:ケムナブラッド誠
所属:日南高→日本文理大
守備:投手
投打:右投右打
192センチの長身から投げ下ろす最速151キロの威力あるストレートが魅力。
4位指名:永井敦士(外野手・二松學舎大付属高)
氏名:永井敦士
所属:東京都・二松學舎大付属高
守備:外野手
投打:右投右打
鈴木誠也と同じ二松学舎大付高。
高校通算47本塁、広角に鋭い打球を飛ばす右の強打者。また、50メートル5秒8と俊足も魅力。
5位指名:遠藤淳志(投手・霞ヶ浦高)
氏名:遠藤淳志
所属:茨城県・霞ヶ浦高
守備:投手
投打:右投右打
186センチの長身から角度のあるストレート、長い腕を柔らかく使ったフォームが魅力。
6位指名:平岡敬人(投手・中部学院大学)
氏名:平岡敬人
所属:中部学院大学
守備:投手
投打:右投右打
野間、床田と同じ中部学院大学。
185センチから投げ下ろす最速152キロのストレートが持ち味。
第6巡目で指名終了。
投手4名、捕手1名、外野手1名の計6人の交渉権を獲得しました。
育成選手選択会議で指名した3選手(高校生3人)まとめ
育成ドラフトで、高校生3人を指名しました。
1位指名:岡林飛翔(投手・菰野高)
氏名:岡林飛翔
所属:三重県・菰野高
守備:投手
投打:右投右打
最速151キロのストレートが魅力の投手兼外野手。
2位藤井黎來(投手・大曲工業高)
氏名:藤井黎來
所属:秋田県・大曲工業高
守備:投手
投打:右投右打
最速145キロの直球主体の投球、決め球のフォークが魅力。
3位:佐々木健(投手・小笠高)
氏名:佐々木健
所属:静岡県・小笠高
守備:投手
投打:右投右打
長身189センチから投げ下ろす最速143キロの直球が武器。
育成ドラフトは第3巡目で指名終了しました。
育成ドラフトを含め高校生7人、大学生2人を指名。
即戦力投手、左腕の投手を指名すると思ったのですが、投手7人中、右腕7人左腕0人と左ピッチャーを指名しませんでした。投手は身長と球速、野手は身体能力を重視したドラフト結果だったのではないでしょうか。
明日の新聞が楽しみですね。