広島市が新たな2種類の寄付制度を創設します。
カープやサンフレのグッズが貰える「ふるさと納税」と原付バイクのオリジナルご当地ナンバーです。
[toc]
スポンサーリンク
広島市のふるさと納税で、カープ・サンフレグッズがもらえる。新たなご当地ナンバープレートも
ふるさと納税の返礼品に、カープ・サンフレ応援グッズが登場
広島市が寄付した人に広島東洋カープやサンフレッチェ広島の応援グッズを贈る新たな「ふるさと納税」制度をスタートします。
「ふるさと納税」とは、出身地に関係なく応援したい自治体に寄付ができる制度です。寄付をすると税金が控除されるうえに、返礼品として、地域の名産品が用意されています。
収入によって決まる寄付限度額から原則2,000円を引いた金額が所得税や住民税から控除されるため、実質2,000円の自己負担で、肉や魚介類、米、農産物などの特産物がもらえることから人気を集めています。
広島市は、スポーツ振興を目的に新たなふるさと納税制度を10月から創設することを発表しました。
集まった寄附金は、広島西飛行場跡地への多目的スポーツ広場の整備費用や新たなスポーツ施設の整備や既存のスポーツ施設の修繕に活用されます。
- 寄付受付開始予定:10月1日
- 返礼品:カープとサンフレの応援グッズセット
- 寄付額:1万~5万未満と5万円以上の2通り
- 申込方法:広島市のサイト、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」、寄附申出書の提出
- 納付方法:クレジットカード、口座振込、納付書等
広島市民以外で1万円以上寄付した人が返礼品の対象となります。
広島市内在住の人が寄付しても、返礼品の送付は行われないので、注意してください。
平成29年4月1日付の総務大臣通知を受け、広島市では、平成29年10月1日以降の受付分から、広島市内在住の人からの寄付に対して、特産品の送付を行わないことを発表しています。
カープとサンフレのデザイン入りのオリジナル袋に入った定番の応援グッズがもらえます。
返礼品 | 商品価格(税込) | |
カープグッズ | カンフーバッド | 700円 |
マフラータオル | 1,500円 | |
サンフレグッズ | タオルマフラー | 1,620円 |
Tシャツ | 2,160円 |
気になる中身ですが、広島市のサイトを見る限り、オリジナルグッズではなく、誰でも購入できる市販の商品です。定番の応援グッズと記載されているので、限定品の可能性は低いと思われます。
掲載されている写真からカープやサンフレのグッズショップのサイトから商品価格を割り出してみました。
寄付額 | 返礼品 | 商品価格(税込) |
1万~5万 | カープ(カンフーバッド)とサンフレ(タオルマフラー)のグッズセット | 2,320円 |
5万円以上 | カープ(カンフーバッドとタオルマフラー)とサンフレ(マフラータオルとTシャツ)のグッズセット | 5,980円 |
寄附額1万~5万円の場合の返礼品は、カンフーバッド(カープ)とタオルマフラー(サンフレ)の組み合わせとなります。寄付額5万円以上で、マフラータオル(カープ)とTシャツ(サンフレ)がさらに追加されます。
限定のオリジナルグッズなら、寄付したいカープ・サンフレファンは多いと思いますが…。正直、このラインナップは微妙です。グッズショップでいつでも購入できる商品なので、ふるさと納税を利用してまでゲットしたいとは思いませんね。
なお、広島市は、2016年度は、寄付件数が746件、寄付金額が約7億でした。カープ・サンフレグッズでどれだけ寄付金が増えるのでしょうか?!
原付バイクのご当地ナンバーに、カープとサンフレが採用
広島市は、12月から原付バイク用にカープとサンフレチェがデザインされたナンバープレートを新たに導入します。
左右にカープとサンフレチェのキャラクターがデザインされています。左側にサンチェ、右側にカープ坊やとなってます。
- 交付開始予定:12月1日
ナンバープレートの申請の際に、広島市に2,000円以上寄付した人を対象に交付されます。具体的な申請方法などは、後日、広島市のサイトで告知されるようです。
詳しい内容は、広島市のサイトをご覧ください。
リンク:「スポーツ振興」を目的とした新たな寄附制度の創設について