給与受取口座から生活費口座に振り替えるために数百円のATM手数料、子ども・実家への仕送りで数百円の振込手数料と、無駄な出費をしていませんか?また、ワリカン代、立て替え払いのお金をわざわざ現金で用意していませんか?
エアウォレットを活用すれば、自分の銀行口座間のお金の移動、家族・恋人・友人とのお金のやり取りが、手数料なしで何度でもキャッシュレスで清算が可能です。上手に活用すれば、今まで負担していた手数料とサヨナラできます。
この記事では、今注目されているエアウォレット(COIN+)について、概要から使い方、実際に利用して感じるメリット・デメリットについて解説しています。
エアウォレット(AirWALLET)とは?
エアウォレット - 手数料0円でお金の移動ができる送金アプリ
エアウォレット(AirWALLET)は、電子マネー「COIN+」を利用することで、手数料無料で簡単にお金のやり取りができるスマートフォンアプリです。入金はもちろん、送金・出金も何度でも手数料なしで利用可能です。また、デジタル口座の管理以外にも、決済機能も搭載しており、全国のCOIN+加盟店でキャッシュレス決済も可能です。
お金の出し入れに加えて、複数口座間のお金の移動、個人間送金、店頭でのバーコード決済が一つのアプリで行えるのが特徴です。
大手有名企業のリクルートと三菱UFJ銀行が共同出資する「リクルートMUFGビジネス(RMB)」が運営しているので信頼性は抜群です。安心・安全への取り組みとして、本人確認の2要素認証、常時モニタリングなどのセキュリティ対策が実施されています。また、不正利用の被害にあった際は、全額補償制度があるので、いざという時にも安心です。
エアウォレットを利用するためには、Androidスマートフォン・タブレット端末、iPhone・iPad端末に、エアウォレットのアプリをインストールして、「COIN+アカウント」の作成が必要です。日本国内に居住する6歳以上の人(未成年者は、保護者などの法定代理人の同意が必要)なら誰でも登録可能です。
なお、入金・出金および個人間送金は、金融機関の口座登録と本人確認を済ませた「COIN+(スタンダード)アカウント」のみが利用できます。口座登録と本人確認を完了させていない「COIN+(ライト)アカウント」だと、受取と決済機能に限定されているので注意してください。
COIN+(コインプラス)とは?
COIN+(コインプラス) - いろいろなお店でつかえる安心の決済ブランド
では、エアウォレット(COIN+)について、より詳しく説明していきます。
エアウォレットは、電子マネー「COIN+(コインプラス)」を利用することで、入金・出金・送金の無料化を実現させています。COIN+残高に銀行口座から入金(チャージ)して、COIN+に変換することで、個人間送金、お店での決済に使えるようになります。
概要 | |
アカウント残高上限 | 30万円まで |
アカウント残高の有効期限 | 最後に増減した日から10年間 |
入金(チャージ)方法 | 銀行口座、無印良品の一部店舗 |
入金(チャージ)上限 | 30万円/24時間あたり |
出金方法 | 銀行口座 |
出金上限 | 30万円/24時間あたり |
送金・受取方法 | コード、アカウント番号・携帯電話番号・送金依頼リンク |
送金上限 | 30万円/24時間あたり |
出金のタイミング | 当日中(午後)または翌営業日中(午後) |
入金・出金・送金可能額 | 1円単位で可能 |
入金・出金・送金手数料 | すべて無料 |
セキュリティ | 2段階認証、生体認証、常時モニタリング |
補償制度 | 全額補償 |
エアウォレットのCOIN+アカウント残高には、最大30万円まで保有することが可能です。最後に増減した日から10年間と有効期限も長いので、期限切れで失効する心配はありません。銀行口座からの入金、銀行口座への出金、アカウント間の送金は、それぞれ24時間あたり30万円までの取り扱い上限があります。
30万円までの取り扱い上限がありますが、入金・送金・出金は1円単位で可能と細かな金額も自由に指定できます。入金・送金・出金の手数料はすべて無料で、回数制限なしもありません。
入金は提携している金融機関の口座、無印良品の店舗(数店舗のみ)でチャージ可能です。送金はバーコードを読み取り、ユーザー番号・携帯電話番号の入力、LINEのメッセージ内に送金依頼リンク(URL)を貼り付けることで、相手にCOIN+を送ることができます。出金は、登録した銀行口座に払い戻しされます。
COIN+残高から現金化(銀行口座への出金)できるタイミングは、最短で出金申請当日には現金化できます。銀口座銀行営業日なら、当日午前10時までに出金申請をすれば、当日中(午後)には銀行口座へ払い戻しされます。午前10時以降や土日・祝日だと、翌営業日の午後となります。
COIN+が使えるアプリは、エアウォレット以外にも、無印良品の「MUJI passport」やリクルートの「HOT PEPPER Beauty」「ホットペッパーグルメ」があります。作成したCOIN+アカウントやチャージ残高は、複数のアプリで共通して利用可能です。ただし、送金・出金に対応しているのは、エアウォレットだけとなっています。
連携可能な金融機関
入金方法は、金融機関の口座と店頭チャージがあります。ただ、店頭チャージは、無印良品の数店舗のみなので、実質的には銀行口座チャージだけと言えます。登録可能な金融機関は限られていますが、メガバンクやゆうちょ銀行、地方銀行、インターネット専業銀行と幅広く対応しています。
- みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行・埼玉りそな銀行
- ゆうちょ銀行
- 足利銀行、阿波銀行、愛媛銀行、大分銀行、関西みらい銀行、紀陽銀行、京都銀行、熊本銀行、群馬銀行、佐賀銀行、滋賀銀行、四国銀行、七十七銀行、十八親和銀行、十六銀行、常陽銀行、千葉銀行、鳥取銀行、八十二銀行、百五銀行、百十四銀行、広島銀行、福岡銀行、北洋銀行、北海道銀行、宮崎銀行、武蔵野銀行、横浜銀行、琉球銀行
- イオン銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行
※記事作成時点(2024年4月7日)での対応状況。
信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンクなどの金融機関には対応していません。
口座数が多いメガバンクから地元に強い地方銀行、全国津々浦々に店舗・ATMがあるゆうちょ銀行、ネット銀行まで幅広く網羅してあるので、アルバイト代・給料・年金受け取りのメイン口座とそのまま連携することが可能です。また、同じ金融機関の別の口座、異なる金融機関の口座も複数追加できます。
例えば、メガバンクの口座からゆうちょ銀行や住信SBIネット銀行に手数料ゼロでお金を振り分けるなど、自分の銀行口座をつなぐハブとして役立てることが可能です。
セキュリティ
エアウォレット - 手数料0円でお金の移動ができる送金アプリ
キャッシュレス決済サービスに対する心配と言えば、やはり、個人情報の管理やセキュリティ面での不安ではないでしょうか。その点、エアウォレット(COIN+)は、大手企業のリクルートと三菱UFJ銀行の関連会社「リクルートMUFGビジネス(RMB)」ということで、安心して利用できます。
リクルートMUFGビジネスは、大企業のリクルートと三菱UFJ銀行が共同出資して設立した合弁会社です。特に、三菱UFJ銀行は、規模の大きい金融機関なので、運営会社としての信頼性は高いと言えます。
コンプライアンスの厳しい銀行業務で、長年培ってきたノウハウを活かした情報セキュリティ体制を構築しているので安心です。なりすましによる不正ログイン・悪用の防止、サイバー攻撃による個人情報の漏えい・改ざん防止のため様々な取り組みがされています。
新規登録やログイン時には、SMSを用いた二要素認証が求められます。金融機関の口座登録時には、本人確認書類の提出が必須です。また、チャージや送金、個人情報の更新の際には、暗証番号(生体認証にも対応)による認証もあります。さらに、専門チームが不正なログインや取引の兆候がないか常時モニタリングで監視しているので、第三者による悪用の心配は少ないと言えます。
もしも第三者によって不正利用された場合でも、「全額補償制度」があります。全額を補償するとハッキリと明記してあるので、万が一の際にも安心です。不正利用による損害発生日から60日以内に、警察に被害届を提出し、運営会社に補償の申し出を行うことで、全額補償を受けることができます。
リクルートMUFGビジネスのセキュリティへの取り組みは、COIN+公式サイトで確認してください。
なぜ、「手数料無料」でお金のやり取りができるのか?
入金・送金・出金の際の手数料を無料化できた理由として、決済ブランド「COIN+」の存在があります。
ローソンや無印良品など全国40万店舗以上のお店で、COIN+を利用してお買い物をすることができます。利用者がCOIN+で支払ったら、店舗は利用額に応じた「決済手数料」を負担しなければなりません。これは、クレジットカードや携帯電話会社のキャッシュレス決済でも同じです。
リクルートが提供するクレジットカード、電子マネー、バーコード決済など様々な決済手段に対応した決済端末「Airペイ」によれば、クレジットカード3.24%(非課税)、交通系電子マネー3.24%(税込)、バーコード決済3.24%(税込)に対して、COIN+1.08%(税込)の決済手数料がかかります。
加盟店から受け取るCOIN+の手数料収入で、金融機関への手数料負担分を全部まかなっています。そのおかげで、エアウォレット利用者は手数料ゼロでお金のやり取りができるわけです。無料化については、もっと知りたい人は、下記のリンクを参照してください。
COIN+で決済する人が増え、手数料収入が伸びれば、今後も無料を維持できます。ですが、利用者が少ないままで金融機関の手数料負担だけが増加すると、何らかの制限が付くかもしれません。そうならないためにも、COIN+で積極的にお買い物をしましょう。と言っても、COIN+使える場所が少ないんですよね。
最大のメリットは、手数料を節約するための労力から解放されること!
アルバイト代・給料の受け取り口座は、勤務先が指定した銀行・信用金庫などに限定されており、好きな金融機関を自由に選択できませんよね。自宅や勤務先の近くに店舗・ATMがあれば、すぐに足を運べますが、遠く離れているとすごく不便です。
メインバンク以外に、生活費の管理、貯金、家賃の引き落とし、住宅ローン返済など目的に応じて2つ以上の口座を使い分けている人、離れて暮らす家族への仕送りで振込回数が多い人は、インターネットバンキングを活用しているかと思います。
インターネットバンキングサービスで振り込む場合、自宅にいながらパソコンやスマートフォンで手続きが完結するうえに、自分と同じ銀行同士なら手数料が不要です。ですが、送金相手が自分と違う金融機関だと、どうしても振込手数料を負担しなければなりません。預金残高などの取引条件に応じて、手数料無料などの優遇特典がある銀行もありますが。
銀行名(インターネットバンキング) | 同行あて | 他行(3万円未満) | 他行(3万円以上) |
みずほ銀行(みずほダイレクト) | 無料 | 150円 | 320円 |
三井住友銀行(SMBCダイレクト) | 無料 | 165円 | 330円 |
三菱UFJ銀行(三菱UFJダイレクト) | 無料 | 154円 | 220円 |
ゆうちょ銀行(ゆうちょダイレクト) | 月5回まで無料 6回目以降は100円 | 165円 | 165円 |
振込手数料やATM引出手数料も何度も繰り返せば、ちりも積もって馬鹿になりません。そのために、三菱UFJ銀行の店舗ATMでお金を引き出して、ゆうちょ銀行の店舗ATMまで移動して再び預け入れているなど、手数料を節約する工夫をしている人も多いのではないでしょうか。少しでも無駄な出費は抑えたいですよね。
そういった手数料を節約するための苦労は、エアウォレットを活用すれば解放されます。入金・送金・出金において手数料なし。しかも回数制限もありません。
そのため、給与受取口座のメイン口座から貯蓄口座や住宅ローンの返済口座などのサブ口座にお金を移動させたい場合、大学生の子ども・実家への仕送り、家族・友人との立て替え払いの清算で重宝すること間違いなしです。
メイン口座からサブ口座に無料で移せる。振込無料回数も節約できる!
異なる金融機関なら基本的に振込手数料が必要です。そのため、メイン口座の店舗ATMでお金を引き出し、サブ口座の店舗・コンビニATMまで移動して再度入れ直している手間をかけている人が多いのではないでしょうか。平日の早朝・深夜、土日・祝日だと、数百円のATM利用料を負担しなければなりません。大金を持ち歩く危険性もあります。
預金残高など取引状況に応じて、「他行への振込手数料が月〇回まで無料」といった優遇特典を提供している銀行もあります。例えば、住信SBIネット銀行だと月1回~月20回まで。楽天銀行だと月3回まで。
他行への振込が月に数回あるなら、自分の資金移動だけのために無料回数を使うのはもったいないです。エアウォレットを活用すれば、ATM手数料だけなく、振込無料回数も節約することができるのでめちゃくちゃ役立ちます。
エアウォレット(COIN+)のアカウントには、みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行の3メガバンク、ゆうちょ銀行、地方銀行、住信SBIネット銀行・PayPay銀行・楽天銀行と対応しているので、幅広い層が利用しやすいので利便性が高いと言えます。
複数の銀行口座を登録できるので、2つ以上の預金口座を連携させれば、口座間の入金・出金をスムーズに行うことができます。例えば、三菱UFJ銀行(三菱UFJダイレクト)からゆうちょ銀行にお金を移したい場合、本来なら振込手数料(154円または220円)が引き落とされますが、エアウォレット経由なら振込手数料なしです。しかも何度でも無料です。
銀行口座からCOIN+残高への入金(チャージ)は、リアルタイム(金融機関の定期メンテナンスの時間帯を除く)で反映されます。出金も午前10時までに申請すれば、当日中(午後)に実施されるので、使い勝手も悪くありません。
自分の口座にあるお金を回数制限なし、手数料なしで何度でも振り分けることができるので、給料・生活費の口座と貯蓄や住宅ローン、家賃の引き落としなど目的に応じて、2つ以上の口座を使い分けている人におすすめです。ATMで引き出し、別の銀行のATMへ入れ直す作業から解放されて便利です。
1円単位で送金できるので、細かな清算もしやすい!
個人間送金も無料で可能です。進学・就職で県外に住むと、親と子どものメインバンクが違うのが当たり前です。都市部だとメガバンクの店舗数が多いですが、地方だと地元の銀行・信用金庫の方が身近にあります。なので、大学生の子どもや実家への仕送りをする際に、振込手数料を毎回のように負担していませんか?
また、友人・知人とのイベントや飲み会のワリカン時、家族間の立て替え払いの清算時に、小銭がないから多めに出すなどの余計な出費をしていませんか?逆に、「小銭がないから、差額分は今度返すね」と言ったまま忘れて、お金のトラブルに発展しがちです。
987円だと、わざわざ小銭を用意するのが、めんどくさいですよね。エアウォレットなら、1円単位で請求・送金できるので、キャッシュレス清算ですぐに完結させることができます。
エアウォレット内のCOIN+残高から、送金したい相手を入力します。送金方法は3種類あります。1.スマホ画面に表示されたバーコードをカメラで読み取る。2.ユーザー番号・携帯電話番号を入力する。3.送金依頼リンクを作成して共有する。
送金依頼リンクを作成して、LINEのメッセージで相手に送れば、相手はリンク(URL)を使って簡単に送金することができので、飲み会やサークルで複数の人から集金したい時に役立ちます。
過去の送金履歴から選択することも可能。やり取りする回数が多い相手なら、「お気に入り」登録すれば、ワンタッチで手間なく送金が可能です。
食料品や日用品の買い出し、各種支払いなど、代わりに支払って後で夫婦・パートナーに請求する機会が多い人こそ、キャッシュレス清算できるサービスを活用すれば、お金の貸し借りが楽になりますよ。
登録する前に知っておきたいデメリット
次は、エアウォレットのデメリットついて、詳しく説明していきます。
利用して感じるデメリットして、1.利用可能な店舗が少ない、2.送金相手もエアウォレットが必要の2点があります。
決済手段としては魅力がない。ポイント還元なし・加盟店も少ない。
手数料無料でお金のやり取りができるサービスとしては優秀ですが、決済アプリとしてはイマイチなのがデメリットです。
ポイ活ユーザー目線では、COIN+はポイント還元がないため、わざわざ使おうと思いません。ポイント還元なしのCOIN+よりも、ポイント還元があるクレジットカードやd払い・au Pay・PayPay・楽天ペイを選びます。
COIN+の決済手数料は、大手・中小問わず一律の1.08%(税込)と他の決済手段よりも安価なので、店舗側は決済手数料の負担を抑えることができるメリットがあります。反対に、利用者側は、ポイントが付与されないデメリットは大きいです。複数のお支払い方法を選べるなら、ポイント分お得になる決済手段を選びます。
あと、決済可能店舗が全国40万店舗以上と圧倒的に少ないのも致命的です。正直なところ「どこで使えるの?」です。
全国展開している企業でも、無印良品、ローソン、100円ショップのキャンドゥなど限られた場所でしか利用できません。現時点では、無印良品でよくお買い物をするムジラー、HOT PEPPER Beautyの美容室・理容室、ホットペッパーグルメの飲食店を利用する人以外は、おすすめしづらいのが現状です。
COIN+でお支払いするメリットとして、店舗独自の特典を獲得できる「スタンプカード機能」があります。5回決済でドリンク1杯無料など、ポイント還元よりもお得なケースも。ただし、スタンプが貯まる特典を付けている店舗自体が、まだまだ一般的ではありません。COIN+を普及させるには、この強みをもっと強調して、スタンプが貯まる店舗を増やせば良いのにと個人的には思っています。
COIN+は大手・中小企業、業種に関係なく決済手数料が一律で1.08%(税込)と、他のキャッシュレス決済よりも低く設定されているため、店舗側にも導入のメリットが大きいのが最大の特徴です。COIN+対応には、Airペイ(リクルートの店舗向け決済サービス)の導入が必要。利用できる店舗が増えるかどうかは、リクルートの頑張り次第とも言えます。今後に期待したいところです。
受け取る側もアプリ利用が必須
手数料無料で個人間送金できる前提として、相手もエアウォレット(COIN+)を利用することが条件となっています。COIN+アカウントは、「MUJI passport」「HOT PEPPER Beauty」「ホットペッパーグルメ」で共通して利用可能ですが、現在のところ、送金ができるアプリは、エアウォレットのみです。
送金自体は、登録していない相手にも携帯電話番号だけで送れますが、相手は受け取ることができません。受け取るためには、Androidスマートフォン・iPhone端末にアプリをインストールして、アカウント新規作成が必要となります。送金の受け取りは、金融機関の口座を登録していない、本人確認していない「COIN+(ライト)アカウント」でも可能ですが、出金できない制限があるので注意してください。
頻繁にやり取りする家族、仲が良い友人なら「エアウォレット登録して」と紹介できます。一方で、親しくない間柄の人だと、年に数回あるかどうかのためだけに、登録する手間を強制できません。相手からしたら現金で渡せよと思うでしょうしね。
また、営利目的の個人間送金では利用できないと明記されています。不正利用や詐欺被害のリスクのある見知らぬ相手とのやり取りは推奨されていません。自分の意志でCOIN+残高を送金・受取した場合、補償制度の対象外となるので注意してください。
まとめ
メリット
デメリット
- ATM・振込手数料を節約するための労力から解放される。
- 銀行の振込手数料の無料回数を節約できる
- メイン口座からサブ口座に手数料無料でお金を移せる。
- 割り勘・立て替え払いのキャッシュレス清算ができる。
- 30万円以上の入金・送金・出金はできない。
- 出金は最短で当日午後。現金化するのに時間がかかる。
- 他の決済手段の方が加盟店が多く、ポイントも貯まる。
- 受け取る側もアカウント登録が必要。
エアウォレット(COIN+)の特徴は、手数料なし・回数制限なしで入金・送金・出金が何度でも利用可能なことです。一方で、リアルタイムで口座に反映されず、すぐに現金化して引き出せないなどの弱点もあります。
ですが、手数料ゼロで複数口座間でお金の移動、少額の個人間送金ができる恩恵に比べれば、大した問題ではありません。出金までに少し時間がかかることを前提に利用すればいいだけの話です。
特におすすめな人は、メイン口座とサブ口座を目的に応じて使い分けている人、子どもや実家への仕送り、ワリカン払い、立て替え払いが多いです。なぜなら、1回数百円のATM手数料や振込手数料の無駄な出費、手数料を節約するためだけの苦労、金額ぴったりのお札・小銭をわざわざ用意する手間をなくすことができるからです。
便利なエアウォレットを活用すれば、家計の管理、家族・恋人・友人とのお金のやり取りが、もっと手軽にもっとスマートに完結します。
新規会員登録の手順。必要なものは?
この記事を読んで、エアウォレットを利用したいと思ったら、下記の新規登録方法やお得な入会キャンペーンを確認してください。
step
1エアウォレットアプリをインストールする
まず、エアウォレットアプリをスマホ端末にインストールします。Androidスマートフォン・タブレット、iPhone・iPadに対応しています。Google PlayやApp Storeから、ご自身のスマホ端末にアプリをダウンロードします。
パソコンからの新規登録、利用はできません。エアウォレットアプリが必須です。
アプリを開いて、COIN+アカウントを新規作成します。
step
2COIN+アカウントを新規作成する
COIN+アカウントは、日本国内に居住する6歳以上の人(未成年者は、保護者などの法定代理人の同意が必要)なら誰でも登録可能です。ただし、利用者1人につき1アカウントのみで、複数アカウントの保有は禁止です。
COIN+アカウントを新規作成するには、下記の5つの個人情報の入力が必須です。
- 携帯電話番号(SMSが受信できるもの)
- 認証コード(SMSで受信したもの)
- 氏名
- パスワード(自身で設定)
- 暗証番号(自身で設定)
スマホ端末にインストールしたアプリを起動後、画面表示に従って操作します。
パスワードは、ログインする際に使用。暗証番号は、アカウント設定やチャージ・出金・送金の機能を利用する際に使用します。生体認証(指紋・顔認証)を利用すると、入金・出金・送金の際に暗証番号を入力する手間を省くことができて便利です。
家族・友達から紹介された「招待コード」を持っている場合、招待コードを入力すると特典がもらえる場合があります。※招待キャンペーン期間中のみ。現在はキャンペーン期間外。
過去の友達招待キャンペーンだと、新規登録でPontaポイント500ポイントでした。招待キャンペーン期間よりも現在開催中の新規登録キャンペーンの方が段違いでお得です。
アカウント作成完了後は、金融機関の口座登録と本人確認に進みます。
口座登録をしていない「COIN+(ライト)アカウント」だと、決済と電子マネーの受け取り機能しか利用できません。エアウォレットの機能をすべて解除したいなら、口座登録と本人確認が必須です。
step
3金融機関の口座を登録する
「ご利用者情報の入力」画面で、リクルートIDの情報を連携するかご確認ください。
アプリ内の画面から「口座登録と本人確認へ進む」ボタンを押します。じゃらんnetなどのリクルート関連のサービスを利用している人は、リクルートIDと連携すると、利用者情報の入力を一部省くことができます。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 郵便番号・住所
- 国籍
- 職業
氏名・住所・国籍・職業などの本人情報を入力して、サービス利用規約に同意します。
次に、登録する金融機関を選択します。
自分の口座情報を入力したら、金融機関の公式サイトに自動で移動します。口座番号・キャッシュカードの暗証番号・ワンタイムパスワードなどの情報で、金融機関の口座と連携をします。新規作成後には、別の金融機関の口座も紐づけができます。さらに、同じ金融機関の別口座の追加登録も可能です。
step
4本人確認をする
口座登録時の本人確認では、「運転免許証」または「マイナンバーカード」の本人確認書類の提出が必要です。本人確認書類をコピーして郵送しなくても、自宅にいながらスマホで申請することができます。
スマホのカメラ機能で、本人確認書類を読み取り、顔写真を撮影して申請します。申請は、24時間いつでも可能です。
金融機関口座を新規登録する – COIN+
画面の手順に従って、運転免許証の表面・厚み・裏面を撮影します。次に、顔正面を撮影し、首振りも撮影します。本人確認の申請が完了したら、運営会社が申請内容が正しいかどうかの審査を行います。
本人確認の撮影に関しては、慣れていないと少し手間どるかもしれませんが、10分もかかりません。面倒なのは登録時だけなので問題ないです。
なりすましによる不正利用を防止するための本人確認は、株式会社Liquidの「LIQUID eKYC」が採用されています。アプリレビューで、本人確認がエラーになるとして低評価を付けている人がいますが、推奨環境ではないかと思われます。本人確認できない場合は、COIN+公式サイトの「よくある質問・使い方」を参照してください。
審査完了までの目安は、当日~1週間程度となっています。最短で当日に完了しますが、新規入会キャンペーンなどで、新規登録者が多い場合は、審査完了まで数日待つことになります。早めの申請を心がけましょう。
本人確認が完了したら、「COIN+(スタンダード)アカウント」にアップグレードされ、チャージ・送金・出金すべての機能が解放されます。
ATM手数料・振込手数料などの無駄な出費を節約したい、現金をわざわざ用意する手間をなくしたいなら、エアウォレットを活用してみではどうでしょう。
エアウォレットでは、dポイント2,000ポイント獲得できるお得な新規入会キャンペーンを開催しています。詳細は参考記事で確認してください。
似たようなサービスとして、「ことら送金」があります。エアウォレットとの違いは参考記事で確認してください。