原爆投下から71年目となる今日。
アメリカのオバマ大統領が現職の大統領として初めて広島を訪れたこともあり、例年以上に注目された平和記念式典だったと思います。
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カープは広島復興のシンボル。原爆の日に合わせて、新聞のラテ欄のタテ読みで平和への想いを
オバマ大統領の訪問後、平和記念公園内の原爆資料館を訪れた人が、前年同時期と比較して約4割増加するなど、広島への国内外の関心が高まっています。
平和記念式典では、犠牲者を追悼するとともに、核兵器のない世界の実現に向けた誓いを国内外に訴えました。
広島の街が祈りに包まれる8月6日。
マツダスタジアムで開催されるカープ対巨人戦でも、「ピースナイター2016」と銘打って、平和への願い、核兵器廃絶を赤と緑のポスターを観客が掲げる演出や監督・コーチ・選手などがピースワッペン着用して試合をします。
中国新聞のテレビ番組表(ラテ欄)を見ると、ナイター中継をする中国放送(RCC)が「タテ読み」を使って、今年も平和へのメッセージを発信しています。
今思い出す野球に希望
を託しカープの一球が
戦後復興を支えた日々
前途洋洋カープ快進撃
に沸く広島で平和の尊
さ伝えたい!語り尽く
せぬ思いを胸に核兵器
なき未来まで響かせた
い平和の大歓声!
引用元:中国新聞34面テレビ欄
戦後復興のとともに歩んだカープ球団。原爆投下で傷ついた街を復興させようという想いから球団が設立しました。創設当初は、弱小球団と揶揄され、経営難で何度も解散の危機に陥りました。
戦後苦しい生活の中から、広島市民がお金を出し合って球団を支えた「たる募金」は有名な話です。今日という特別な日に、平和への想いとともにカープの試合を見たいと思います。