スポーツ系の定額制動画配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」が、2018年2月16日に、2018年追加放送予定のスポーツコンテンツを発表しました。
プレスリリースによると、新しいコンテンツとしてプロ野球、男子プロバスケットボール「B.LEAGUE」、国内外のサッカーが加わり、さらに多くの試合中継をインターネット端末から楽しむことができるようになりました。
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「DAZN」で巨人以外11球団のプロ野球の試合中継が、2月24日のオープン戦よりインターネット配信開始!
「DAZN」は、イギリスの動画配信大手のパフォーム・グループが展開するスポーツに特化した定額制の動画配信サービスです。好きなスポーツをいつでもどこでも好きな時に、パソコンやスマホ・タブレット等から、ライブ・オンデマンド配信で試合中継を楽しむことができます。
サッカー、野球、バレーボール、モータースポーツ、格闘技など国内外の130以上のコンテンツ、年間7,500試合以上の動画を定額料金で、コマーシャルなしで視聴できるスポーツ好きに、おすすめのサービスです。
サービス開始当初から、プロ野球では、広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズの2球団の主催試合が配信されていましたが、2018年シーズンから、セ・リーグとパ・リーグの9球団が加わり、読売ジャイアンツ以外の11球団のオープン戦と公式戦主催試合がインターネットから視聴できるようになりました。
2月24日(土)のオープン戦から配信されるので、プロ野球ファン必見の動画配信サービスです。
ソフトバンクの動画配信サービス「スポナビライブ」が5月末31日で終了すると発表し、提供している大半のコンテンツをDAZNに移すとニュースになり、プロ野球ファンの注目を集めていましたが、とうとう正式発表がありましたね。
- 2017年シーズンのインターネット動画配信サービス対応状況
主催試合の配信サービス | AbemaTV | スカパー!オンデマンド | スポナビライブ | DAZN | hulu |
広島東洋カープ | × | △ | × | △ | × |
阪神タイガース | × | × | 〇 | × | × |
横浜DeNAベイスターズ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
読売ジャイアンツ | × | × | × | × | 〇 |
中日ドラゴンズ | × | 〇 | 〇 | × | × |
東京ヤクルトスワローズ | × | 〇 | 〇 | × | × |
パ・リーグ6球団 | × | 〇 | 〇 | × | × |
※広島東洋カープは、広島県内ではライブ配信で視聴できないため「△」としてます。
2017年シーズンの時は、セ・リーグ6球団のファンが、インターネット動画配信サービスで全試合を視聴するためには、「スポナビライブ」「DAZN(ダ・ゾーン)」「Hulu(フールー)」の3つのサービスにそれぞれ加入しなければなりませんでした。
一方、パ・リーグ6球団のファンは、「スポナビライブ」や「パ・リーグTV」で全チームの試合を観戦することができました。ネット配信に対して、足並みのそろわないセ・リーグに対して、柔軟なパ・リーグでした。
しかし、DAZNが巨人以外の11球団を配信するので、DAZNだけでプロ野球の試合中継を、ほぼ網羅することができるようになりました。
- 2018年シーズンのネット配信状況
主催試合の配信サービス | DAZN | hulu |
セ・リーグ5球団(巨人以外) | 〇 | × |
パ・リーグ6球団 | 〇 | × |
巨人 | × | 〇 |
相変わらず、広島東洋カープの主催試合は、「広島県外のみライブ配信で視聴可能」という配信制限があり、広島県内ではライブ配信で視聴できません。
↑広島県内からライブ映像を視聴すると「このコンテンツはアクセスできません。」と表示されます。試合終了後のオンデマンド配信、試合の見どころをまとめたハイライト映像は視聴可能です。
広島の地元局では、マツダスタジアムで開催されるホームゲームの試合を頻繁に放送しているので、配信制限があってもそこまで不自由ではありませんが、20時50分頃に放送終了するので、テレビ放送終了後は、広島県内からでもライブ配信で視聴できるようにして欲しいです。
カープ球団と地元のテレビ局は、二人三脚的なところ、持ちつ持たれつ的な関係(地元のローカル番組ではカープのニュースは欠かせません)なので、地元のテレビ局に配慮して、この条件が付与されていると思われます。
ジャイアンツは、読売新聞が親会社で、傘下の日本テレビが運営する「日テレG+」や「ジャイアンツLIVEストリーミング」「hulu」で独占配信しています。自社メディアの目玉コンテンツ、販促材料として、プロスポーツを囲い込んでいるのが、読売新聞・日本テレビグループの戦略です。
巨人の主催試合は、「Hulu」で配信するため、DAZNでは視聴できないのは残念です。数年したら、巨人も配信すると思いますが…。
まとめ
DAZNは、テレビ、スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機などで視聴可能で、1ヵ月間無料体験終了後は、月額1,750円(税別)で国内外の130以上のスポーツコンテンツ、年間7,500試合以上の動画をコマーシャルなしで視聴できます。
ドコモ契約者なら、「DAZN for docomo」に加入でき、月額980円(税別)と、公式サイトよりも月額料金が安くてお得です。
また、サービスが終了する「スポナビライブ」の月額プランに加入している場合、特別割引プランとして、月額980円(税抜)でDAZNに移ることができます。
DAZNでは、ライブ配信と見逃し配信(オンデマンド)、試合内容を数分にまとめたハイライト映像を視聴することができます。試合日から1か月程度の配信期間内ならいつでも好きな時に試合を観戦することができます。
巨人以外の11球団がインターネット動画配信で視聴可能になるので、DAZNがますますコスパ最強になりますね。